前回、鶴岡八幡宮を紹介したので

今回は、「鶴」ではなく

「亀」です。


というわけで、市谷亀岡八幡宮。

市谷亀ケ岡八幡宮・石碑
 ▲ 市谷亀岡八幡宮


鎌倉の鶴岡八幡宮は、全国的にも有名だと思いますが

市谷亀岡八幡宮は、あまり知られていないのではないかと。


確か、鶴があるなら亀もあるんじゃないかと思い

調べた所、市ヶ谷にあるということで、速攻、参拝に行ったという経緯。


御神木
 ▲ 御神木


意外と言っては何ですが、しっかりと整った神社。

何でも500年以上の歴史がある由緒正しき神の社で御座います。


しかも、鶴岡八幡宮との大きな関わりも。



市谷亀岡八幡宮・本堂
 ▲ 市谷亀岡八幡宮・本堂


室町時代の知将、太田道灌(おおた どうかん:1432年~1486年)

1479年(文明11年)、市谷御門内に鶴岡八幡宮の分霊を江戸城西方の守護神として勧請。
これを鶴に対して、亀岡八幡宮と称し、後に外濠が完成すると、さらに外郭の地、市谷の稲荷社地内に遷座。

といった起源。


ここに出てくる稲荷神社が、現在の茶ノ木稲荷。

茶ノ木稲荷神社
 ▲ 茶ノ木稲荷神社


なるほど。

太田道灌という人物を初めて知りました。

25歳で、江戸城を建築。

河越(埼玉)、岩槻(埼玉)にも築城し、近代築城術に手腕を発揮した人物。

また、幼少の頃から、才能に溢れ、歌の名人の一面も。


今度、もう少し、掘り下げてみようと思ったのでした。 



2011年 1月


【リンク】
市谷亀岡八幡宮