高野山への分岐点の駅。

橋本駅で下車。


改札を抜けて右手へと向かう。

橋本川を渡り、西南の方向へ。


駅から歩いて、15分程度で到着。


和歌山県橋本市役所
  ▲ 和歌山県橋本市役所


奥側には、橋本市民会館、橋本市教育文化会館、橋本市図書館、橋本市役所本庁北別館も。


何故、こちらに赴いたのかというと。

市役所で、何らかの手続きをする訳でもなく。


市役所の「前に」ですね、目的のものがあるんですな。

それが、こちら。



岡潔 顕彰碑
  ▲ 岡潔 顕彰碑


おおっ!

偉大な数学者。

岡潔の顕彰碑。


石碑にも書かれてある通り。


「日本数学史上最高の世界的数学者」

「最初の橋本名誉市民」 


感動。

まだ、未読の書籍もあるので、どしどし読むことにしよう。


その業績から西欧の数学界では、「岡潔」というのは
一人の数学者ではなく、数学者の団体名称だろうと思われていた事も。
(背景として、主にフランスの若手数学者の集団「ニコラ・ブルバキ」がある)


岡潔(おか きよし)
1901年 ~1978年
数学者。教育者。随筆家。
大阪生まれ。小、中学校を和歌山で過ごす。 
京都大学理学部卒業。京都大学理学部講師。
フランスに留学し、ソルボンヌ大学ポアンカレ研究所に通う。
広島文理科大学、奈良女子大学などに勤務。
生涯の研究テーマは「多変数複素函数論」で
「多変数解析函数論」において大きな業績を残す。 





因みに、岡潔顕彰碑のさらに西側には。


古川勝・前畑秀子
 ▲ 古川勝・前畑秀子 オリンピック顕彰碑


オリンピック・ベルリン大会(1936年)
女子200メートル平泳ぎで優勝した前畑秀子。

オリンピック・メルボルン大会(1956年)
男子200メートル平泳ぎで優勝した古川勝。

二人の顕彰碑もあります。 


いやはや、素晴らしい方々ばかりですな!

凄いです、橋本市。