1899年12月、アメリカで、一冊の書物が刊行された。 

1900年、明治33年に、日本でも上梓され出版。


その後はドイツ人カウフマンによってドイツ語に訳され、さらに印度方言語、ポーランド語、ボヘミヤ語、ロシア語、イタリア語、スエーデン、ノルウェー語などの言語に翻訳される。

『明治のサムライ』 太田尚樹 P113  


1908年、明治41年に、櫻井鴎村が翻訳し、日本でも和訳が漸く出版される。

邦題、『武士道』

原題、"Bushido, the Soul of Japan"


著者は、新渡戸稲造。


日本銀行券のD五千円券の肖像としても有名な人物。

東京英語学校、札幌農学校、東京の帝国大学。

太平洋を渡る。

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学、ドイツのボン大学、ハレ大学を経て帰国。

教育者であり、後に、国連事務次官となる。

まさに、太平洋の架け橋。



新渡戸稲造像への案内板
 ▲ 北海道大学内の案内板


なんて広い大学なんだ。

大学の敷地内で、地平線が見えるなんて。

道が基本的に、道路だし。


早朝に北海道大学内を散歩。

賢そうな学生さん達に混じって、近隣の方々も、歩いているようだ。


大学の中に入ってから随分と時間は経っている。

この案内板の指示に従い、左側へ。


さらに、ズンズン進んでいくと、やっと右手に見えた。

新渡戸稲造像への入口
 ▲ 新渡戸稲造像への入口


白い柵の入口。

その先には、胸像。


おおっ!と感動しながら、歩み寄る。

台座には、しっかりと、書かれてあります。


新渡戸稲造像
 ▲ 新渡戸稲造像(北海道大学 キャンパス内)


Inazo Nitobe

I wish to be a bridge across the Pacific.


東京帝国大学に入学時の面接。

面接官である外山正一教授の質問に、答えたことから有名になった言葉。


格好良過ぎです。


青森県十和田市の新渡戸稲造記念館も、

岩手県花巻市の新渡戸記念館も、まだ訪れていないので、楽しみです。

連続して、巡ってみるのも面白いかも。