岬を訪ねて三千里

日本国内の端っこの岬や灯台、神社や寺院などを巡っています。文学者、思想家、教育家、事業家にも関心があり、縁のある場所や記念館、文化施設なども立ち寄っています。

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更新情報

こころよき 疲れなるかな 息もつかず 仕事をしたる 後のこの疲れ函館駅から市電に沿って、函館山方面へと向かう。函館市電の宝来町駅からほど近く。現在、「茶房ひし伊」という名の喫茶店。その昔、石川啄木、または、その妻の節子が通った質屋の場所。 ▲ 現在は喫茶店となっ
『石川啄木:北海道函館市周辺』の画像

わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です『春と修羅』の「序」 宮沢賢治 花巻駅の駅舎から既に、宮沢賢治のイメージを想起させる雰囲気。レトロでお洒落。取り敢えず、イギリス海岸へ向かう。もちろん、英国の海岸ではない。宮沢賢治が北上川西
『宮沢賢治 記念館:岩手県花巻市矢沢』の画像

月夜の晩に、ボタンが一つ波打ち際に、落ちてゐた。それを拾つて、役立てようと僕は思つたわけでもないが    月に向かつてそれは抛れず    浪に向かつてそれは抛れず僕はそれを、袂に入れた。「月夜の浜辺」 中原中也 電車を降りて改札を抜ける。左手には、大きな
『中原中也 記念館:山口県山口市湯田温泉』の画像

夢みたものは ひとつの愛ねがつたものは ひとつの幸福それらはすべてここに ある と「夢みたものは……」 立原道造 東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目で降りる。何となく、アカデミックな雰囲気。そうとも、東京大学のある街。何だか、ちょっとビビってしまう。いや、む
『立原道造 記念館:東京都文京区弥生』の画像

白浜駅からバスで、十数分。臨海(円月島)の停留所で下車。あ、円月島だ!ってな具合に、降りたら見えちゃいます。京都大学白浜水族館の前を通過。南方熊楠記念館へと向かう。小じんまりとしているが内容は充実。じっくり時間をかけて堪能。屋上展望台から、番所の崎を確認
『番所の崎(番所鼻灯台):和歌山県西牟婁郡白浜町』の画像

まだ夏の明るい夕方に、はるばる来ました。函館。函館駅内にある観光案内所で、観光パンフレットを数冊ゲット。函館山方面へと向かう。司馬遼太郎の『菜の花の沖』にも描かれた高田屋嘉兵衛の立像。亀井勝一郎の文学碑。石川啄木が通った質屋や住居跡。中腹にある函館公園で
『立待岬:北海道函館市住吉町』の画像

指宿のホテルを出て、砂むし会館の前の停留所でバスを待つ。天気にも恵まれ、日差しは柔らかく、海からの潮風が心地良い。 バスで 約10分程で、山川桟橋に到着。ここからは、船での移動。出航まで時間があるので、観光パンフレットを読んで、旅の計画を見直す。1時間20分程
『佐多岬:鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠』の画像

天気がやや心配だったが、雨にはならず曇りで保ってくれた。前日の夜に、串本町のホテルに宿泊したので、とても楽だ。潮岬までの行き方を前日に、色々と検討。ホテルや串本町観光協会では、レンタルサイクルも実施しているので迷ったが結局、時間の都合上、自転車ではなく、
『潮岬:和歌山県東牟婁郡串本町』の画像

岩手県宮古市の宮古駅前の2番乗り場から「重茂・石浜」行きのバスに乗る。約 1時間15分の乗車。姉吉キャンプ場のある「姉吉」のバス停で下車。歩きます。約 30分。魹ヶ崎(とどヶ崎)灯台への自然歩道入口に到着。やっとスタート地点。しかも、注意書きの看板がある。「熊目
『魹ヶ崎(とどヶ崎):岩手県宮古市魹ヶ崎(とどヶ崎)』の画像

山陰本線の吉見駅で下車。想像していたよりも、小じんまりとした駅。駅前にはタクシーが数台。道路を横断して、サンデン交通バスの停留所へ。程なくして、バスが到着。夏のためか何処かの大学生サークルの団体と乗り合わせることになり満員の車内。 10分ちょっとで「下方」
『毘沙ノ鼻:山口県下関市吉母御崎』の画像

稚内市観光案内所で、いくつか教えてもらった宿のひとつに向かう。玄関を開けると、先客のバイカーさん二人とご主人。三人揃って振り返ったので、軽い挨拶をして、宿の空きがあるか確認してみる。「どうぞ、どうぞ」といった感じで、すんなり、宿泊決定。バイカーさん達も混
『宗谷岬:北海道稚内市宗谷岬』の画像

 ▲興福寺南円堂興福寺奈良県奈良市登大路町(のぼりおおじちょう)にある、南都六宗の一つ、法相宗の大本山の寺院。南都七大寺の一つ。藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で、藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。南円堂は
『興福寺 南円堂:奈良県奈良市登大路町』の画像

ツアーに盛り込まれていたノシャップ岬。前日は、夕方に来たけれど、昼間も素晴らしい場所。風と波の音。振り返ると自衛隊基地のなだらかな丘陵の緑。八月の日差しに映えている。何でもない青い空と白い雲。何でもない風景。それがまた美しい。  ▲イルカ像  ▲ ノシャッ
『ノシャップ岬(野寒布岬):北海道稚内市ノシャップ(昼間)』の画像

午前 4時30分。携帯電話のアラームで目覚める。シャワーを浴びて、着替えて、ホテルの朝食すら取らずに出掛ける。札幌駅の始発に間に合わせるため。本日の長い道のりが始まった。終着点は、稚内駅。日本最北端の駅である。 ひたすらに、北上。北海道を、縦断。宗谷本線で、
『ノシャップ岬(野寒布岬):北海道稚内市ノシャップ(夕暮)』の画像
     

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